カジノといえば、バカラ、ブラックジャック、ルーレットといった定番ゲームを思い浮かべる人が多いでしょう。日本でもこれらのゲームは比較的よく知られており、オンラインカジノでも頻繁にプレイされています。しかし、世界にはまだ日本人にはなじみの薄い、魅力的なカジノゲームが数多く存在します。そこでここでは、知名度は高くないものの、独自のルールや楽しさを持つゲームをいくつかご紹介します。
クラップス:サイコロが生み出すスリル
まず紹介したいのが「クラップス」です。2個のサイコロを使って勝敗を決めるゲームで、特にアメリカでは大人気。ルール自体はそれほど複雑ではないものの、賭け方の種類が多いため、最初はやや取っつきにくく感じるかもしれません。
基本的には「パスライン」に賭けるのが初心者向けの方法。サイコロの出目が「7」や「11」なら勝ち、「2」「3」「12」なら負け、その他の数字が出れば「ポイント」として続行され、再び同じ数字が出れば勝利、先に「7」が出ると負けとなります。
ルールを理解すればシンプルに楽しめる一方で、実はブラックジャック並みに還元率が高いことでも知られるこのゲーム。日本ではまだ馴染みが薄いものの、オンラインクラップスなら気軽に試せるため、挑戦してみる価値は十分にあります。
パイガオポーカー:戦略と運の融合
「パイガオポーカー(Pai Gow Poker)」は中国の伝統ゲーム「パイガオ」を元にしたカードゲームで、西洋と東洋の融合が感じられるユニークなカジノゲームです。プレイヤーは配られた7枚のカードを「5枚」と「2枚」の2つのハンドに分け、それぞれでディーラーと勝負します。
このゲームの面白さは、カードの組み合わせ方にあります。単なる運だけでなく、自分でハンドを構築する戦略性があるため、ポーカープレイヤーにとっては特に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
ルールを理解するまでに少し時間がかかりますが、慣れれば非常に奥深いプレイが楽しめます。また、進行が比較的ゆっくりでじっくり考える余裕があるため、落ち着いてプレイしたい人に向いています。
シックボー:東洋のサイコロゲーム
「シックボー(Sic Bo)」は中国発祥のサイコロゲームでアジアを中心に人気が高いものの、日本ではあまり知られていません。こちらもサイコロを使用しますが、3つのサイコロの合計や組み合わせを予想するスタイルで、ルーレットに近い感覚でプレイできます。
賭け方には「ビッグ(11~17)」や「スモール(4~10)」といったシンプルなものから「トリプル(3つのサイコロが同じ数字)」などの高倍率なものまで多種多様。掛け金と配当のバランスを見ながら、リスクとリターンを選べるのが特徴です。
一見地味ながらテンポが速く結果が一瞬で決まるため、独特のスリルが魅力。近年のオンラインカジノではライトニングシックボーといった演出重視のバージョンも登場しており、視覚的にも楽しめるようになっています。
まとめ
カジノゲームといえばつい定番のものばかり選んでしまいがちですが、世界にはまだまだ日本人に知られていない魅力的なゲームが存在します。クラップスのような盛り上がり重視のゲームからパイガオポーカーのような戦略的ゲームまで、個性豊かな選択肢が揃っています。カジノをより深く味わいたい方は、これらマイナーゲームにも目を向けてみては?